おはこんにちこんばんは!!
映画を何十年も観てきて、自分の中で評価をつけ、面白い映画を人に勧めると、納得してくれない映画評論家のバム男でございます。
私の愛するdtvで映画『血と骨』が更新されましたので、6回目くらいでまた観てしまいました^^
面白いのだからしょうがないですよね。
あなたは観ましたか?
必ず観たほうがいいですよ。
北野たけしさんの映画は好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、ストーリーが面白いのでプラス、北野武さんの演技力であります。
私が勧める映画なので間違いなしですよ^^
『血と骨』は2004年の作品であります。
1930年の大阪のお話であります。
主演の北野武演じる金俊平が獣のごとくの王国を作っていくお話です。
観る中で気になったことがあったのでご紹介いたします。
血と骨で一斗缶の腐った肉は何?
映画の中で北野武さん演じる金俊平が一斗缶の中に入った、何日も放置し、ウジ虫が湧いているお肉を食べていたのであります。
このお肉は?
丸ごと豚一頭をさばいて、ある部分だけを一斗缶に入れ、調味料らしきものを入れて、手で混ぜておりました。
何日も経ってから取り出し、ウジ虫をフッフ~と息で飛ばしてお肉を食べておりました。
この料理は実在するのか?
中国では鳥の腐らせた料理がありますが、豚はないようですね。
じゃ~あのお肉は何?
金俊平のオリジナルの料理であることがわかりました。
金俊平は王国を作るために子作りも狂ったように行います。
あの腐ったお肉は精の出るお肉ということですね。
映画の中で息子がそのお肉を食べているのを見て、吐いておられました。
金俊平は『甘やかして育てやがって』と激怒。
うまそうなのですけどね~^^
あぼじの意味と原作者の実話だった!?
あぼじとは?
映画の中で金俊平のことを子供たちが『あぼじ』と呼んでおられました。
あぼじ=父、ということ?
私は初めて聞きました。
これは韓国語で父のことをあぼじというらしいです。
金俊平は在日朝鮮人でありますから、そういうことですね。
『血と骨』は実話?
血と骨は梁石日さんの小説であります。
その小説を原作に映画が作られました。
梁石日さんは在日朝鮮人であります。
大阪市猪飼野で生まれる。
両親は済州島から大阪市に移住してきた。
戦後、一家は蒲鉾製造で成功したが、父はほどなく愛人を作り、妻子を棄てて家を出た。
このことは全く映画と同じであります。
映画と同じような経験をしたことは本当にすごいことだと思います。
少しは違うようですが、実話をもとに作られたことは間違いありませんね。
まとめ
いかがでしたか?
これを機に映画『血と骨』を観てはいかがですか^^